シュー・ファルシ
こんにちは。
美味しく体調改善しませんか?
ナチュラルベジを使った食事療法が身につく料理教室「12dishes cooking」の
西田真由子です。
いつもの川沿いの散歩道から川を覗く。
丸々太っている鯉は
大きな口をパクパク開けながら
川の流れに逆らって
その場所に留まっている。
もしも、私がここで毒を撒いたら
鯉はそれを吐き出すのか?
それとも、毒は口から流れ、飲み込み
消化管から吸収して死んでしまうのか?
それとも、私の撒いた毒など
ものともしない強靭な体なのか?
鯉としては
この川の餌を信じて食べるしかない。
信じるも信じ無いも
それしか無いのだから仕方がない。
けど、私は毒を撒かない。
愛があるから。だと思う。
いちいち愛があるかなんて考えていない。
自然な行動。
鯉にとっては私の愛ある行動など
知ったこっちゃないけど。
私の愛の状況下での鯉の命は頼りないもの。
私の命はといえば
鯉のように頼りないもの
だなんて思ってもいない。
なぜなら
いろいろなところで愛が存在するおかげで
自分が食べているものは
食べ物であって
毒では無いと信じているから。
愛があれば毒のような食べ物は存在しないはず。
「毒だなんて」
「まさか」
例えばある食べ物。
毒だけど毒に見えない健全なフリをしている。
私に毒だと見抜く智恵があるとは思えない。
私の命も鯉の命となんら変わらなく
頼りないな。
いつも食べている物が毒だったと知った瞬間を想像する。
「ご冗談でしょ」
さてさて
「本気」の
【シュー ・ファルシ】を作ろう。
シュー・ファルシとは
フランス中南部のオーヴェルニュの郷土料理。
キャベツのひき肉包みのこと。
日本人はロールキャベツというのが馴染みがある。
なのだけど
今日作るのは
ひき肉をキャベツでくるくる巻いて
コンソメスープの素で煮た一般的なレシピ
と一線を画す。
「本気のレシピ」
中に詰める野菜をチキンストックで煮る。
人参、セロリ、キャベツの芯。
その時ある好きな野菜。
チキンストックは茹で丸鶏を作った時のを
冷凍したもの。だいたい500cc。
これ本気のしるし。
野菜が柔らかくなるまで煮る。
キャベツは芯を切り取って一枚ずつ湯引きする。
1個につき2枚使う。
今日は6個作るから12枚必要。
意外と使うな。
煮込んだ野菜たち。
チキンストックの旨味を吸ってさらに美味しくなった野菜たち。
チキンストックは野菜の滋養も加わってさらに美味しくなっている。
詰めるもの。
ひき肉はハンバーグを作る要領で用意する。
うずら茹で玉子。
チキンストックで煮た野菜。
キャベツの葉は小さいほうを並べて
ひき肉をのせる。
うずら茹で玉子と野菜をひき肉に押し込むようにグイッとのせる。
包み込み、まとめたら
大きいキャベツの葉で綺麗に包む。
耐熱容器にキャベツ包みをきっちり並べ入れる。
野菜を煮たスープストックを注ぎ入れる。
アルミホイルで覆う。
220℃に予熱したオーブンで10分焼き、
180℃に下げて30分以上焼く。
時々、スープストックを回しかけて
キャベツにチリチリと美味しそうな焼き色が
つくまで焼く。
これ本気のしるし。
ミニトマトがあれば一緒に焼くと綺麗。
トマトの旨味が加わってさらに美味しい。
出来上がったら
すぐに頬張りたい気持ちを我慢して
冷蔵庫で一晩寝かせば
明日には最高のご馳走をいただける。
ふふふ。
現在、新型コロナウイルス感染防止のため定期レッスンをお休みさせていただいております。
1日でも早くレッスン再開できるよう準備しております。
まずは個人から少人数でのレッスンを再開したいと思っております。
ご希望の方
お手数ですが下記のメールアドレスまでご連絡いただけると有り難いです。
12dishes.mayuko@gmail.com
お待ちしております。
0コメント