栗リゾット


こんにちは。
美味しく体調改善しませんか?
ナチュラルベジを使った食事療法が身につく料理教室「12dishes cooking」の
西田真由子です。


買った栗が冷凍してある。

いつ食べようかと気になる。


栗の思い出は秋の恒例の栗拾い。

母が生きているときは毎年だった。

「そろそろ来るかな」

毎年果樹園のオーナーさんが栗拾いのベストタイミングを教えてくれる。

妹夫婦、いとこ夫婦を誘い総勢12名以上。

3台の車で常磐自動車道千代田石岡I.C目指して疾走する。

高速道路を降りると、果樹園街道?

目的の果樹園までの10分間は次々果樹園の看板を見る。

茨城県民性だと思うのだけど

それらの看板にあざとさを感じない。

良い意味で素っ気ない看板。

果樹園に到着すると一年ぶりの懐かしいオーナーさんにご挨拶。

バケツと火ばさみを受け取り

皆は一目散に栗の木を目指して散っていく。

夢中になって拾っていると

ヘビが目の前に!
驚かしてくれる。

すごい速さでバケツを栗いっぱいにしているのは、いつも母。

私は綺麗な栗を慎重に拾っていくから遅い。

人それぞれ拾い方に性格が出てる。

馴染みの人たちだけど

「栗の木を揺すって落として拾ってる人」

「お気に入りの栗の木からしか拾わない人」

「とりあえず手当たり次第拾う人」

「人の動きを観察してよい栗の木を見つける人」

へえそうなんだと意外な面も見えたりして

なかなか面白い。

性格占いができる。


拾い終わって 休憩する場所に行くと

オーナーさんがちょうど良いタイミングで栗を茹でて用意してくれている。

半分に切ってスプーンですくって口に入れる。

雑味のない栗の味だ。

栗の味の基礎。

母は早々に栗拾いを切り上げ自分でにぎってきたおむすびを広げて皆に振る舞っている。

そこで栗拾いの成果をわいわい披露しあう。

オーナーさんとの雑談も弾む。

賑やかな栗拾い。


果樹園を後にした栗拾いのメンバーは

そのまま実家に流れ込み

早速、栗ご飯を作る。

美味しかったのは言うまでもない。


来年こそ 自分たちで拾った栗で
栗がいっぱい贅沢な栗ごはんを作ろうと決めている。


さてさて

私の冷凍室の

気になっている栗は

リゾットにしようと思う。

新鮮なイワシでスープストックがあるから

最高の栗のリゾットになるはず。

【栗のリゾット】
栗は茹でて冷凍したもの。
自然解凍して皮をナイフでむく。
冷凍すると渋皮もむきやすい。
米は三合
鍋に入れてオリーブオイルを絡めて
さっと炒める。
塩小さじ1をふり入れる。
酒を約1カップ入れて煮立たせる。
イワシのスープストック9カップを入れて煮続ける。
汁気が無くなったらイワシのスープストック3カップを加える。
栗とバター30gを加えて煮る。
味をみて
足りない場合は塩を加える。
仕上げにブラックペッパーをふる。
器に盛り、パルメザンチーズをふる。


新鮮な栗には勝ち目はないけど

イワシのスープストックとパルメザンチーズは栗のアク味を消して、甘さを生かしてくれた。

美味しかった。


新鮮なイワシのスープストックから始まる

丁寧な料理は

家庭料理だからこそ。



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